診療案内
歯科医師の視点からみる喫煙
禁煙の効果
これほどの大きな癌の予防をもたらす方法は他にはありません。
禁煙を実行されて1年ほど経過しますと、患者さんの歯肉の色はそれまでの暗紫色から健康なピンク色にかわります。それにつれて顔色も明るくなり、全身の血液循環が改善してきます。10年間禁煙しますと、膵癌以外の癌の危険率は30~50%減ると言われています。これほどの大きな癌の予防をもたらす方法は他にはありません。ただし、タバコによって一度傷ついた遺伝子変化は禁煙しても元に戻らず、子孫に継承、蓄積されていくようです。
※ このレポートは、実践社刊吸う人と吸わない人のたばこ病タバコ問題センターその他を参照して、作成されています。