出産直後と歯科治療の関係

出産直後の歯科治療

出産後 1ヶ月程度は精神的にも肉体的にも安定していない時期であるので無理をしない方が良いと思われます。

授乳と薬の関係

母乳にも薬の影響は出るために抗生物質の服用も慎重に考えた方が良いでしょう。

出産直後の薬も妊娠時期と同様のことが言えます。
つまり母乳にも薬の影響は出るために抗生物質の服用も慎重に考えた方が良いでしょう。抗生物質が必要なときにはペニシリン系が良いでしょう。
テトラサイクリン系やクロラムフェニコール系は使用を避けた方が良いでしょう。
授乳と薬の安全性についてはSteinberg,BJやWilson JT らによれば、一般的に授乳中に分泌される薬物は、母親に投与した薬の1~2%を超えないので多くの薬物では乳児に対する薬理学的影響は少ないとしている。
しかし、薬剤の選択は十分な注意が必要である。
またSteinberg,BJらによれば母親が抗生物質を服用した場合は4時間またはそれ以上時間をあけると母乳中の薬物レベルは著しく減少する、と報告している。