2004年10月2日
カルシウムの続き:カルシウムと成人病との関係
今回のテーマは
『カルシウムが不足すると動脈硬化になる!』です。
血管は必要に応じて伸び縮みし、血液の流れる量を調整しています。動脈硬化はこの血管が硬くなって柔軟性を失い、伸び縮みできなくなる状態です。
進行すると血管が狭くなり、血液が流れにくくなってしまいます。勢いよく流れてくる血液が、硬く脆くなった血管に当たり、血管が破裂したり、血液の流れを食い止めて血管の一部が突き出して風船のように膨らむことがあります。これが動脈瘤です。
硬くなった血管の多くはカルシウムとコレステロールが多く含まれています。カルシウムがコレステロ
ールを血管の壁に付着させる役割をしているためです。
こうしたことは血液中のカルシウムイオンが不足したため、骨から溶け出してきたものです。
インプラントの杉山歯科医院