2004年11月1日
今日のインプラント
今日の午前中は自家歯牙移植という治療がありました。
保存不可能な歯を抜歯し、親知らずを移植するといった治療です。インプラントとの比較ですが、移植は難しいところがあります。まず、移植を行うための抜歯した穴に移植歯がちょうど入る穴をあけることが難しいことがあげられます。インプラントはインプラント本体と同じサイズの穴をあけるバ−(ドリル)があるため、(全ての器具は規格化されています)非常に適合がいいのです。しかし、移植は抜歯した穴と移植歯のサイズをあわせるのが困難です。それ以外にも難しい面が多くあります。
しかし、移植はけして悪い治療はありません。適応症さえ良ければ優れた治療法です。
次回からは自家歯牙移植とインプラントの比較について説明します。
午後はインプラント手術です。
インプラントの杉山歯科医院