2005年7月9日
今日のインプラント
今日は下顎に2本のインプラント埋入です。
特に難しい治療ではありません。
今後難しい治療で時間がかかる場合には今までの局所麻酔や笑気麻酔の他に静脈内鎮静法を行います。
静脈内鎮静法とは?
静脈内鎮静法とは、点滴法により精神安定剤を静脈内に投与する方法です。
鎮静されている患者さんは安らかな気持ちになり、さらに処置時の痛みなどの不快な記憶も和らげられ、ストレスを軽減した円滑な診療が受けられます。
静脈内鎮静法Q&A
Q:安全な方法ですか?
A:元来小さな手術を行う際に用いられる方法で、世界各国で用
いられています。処置中はモニターにより専門医が全身状態
を管理するので安心です。更に近隣の医療機関とも連携をし
ており万全を図っています。
Q:どのような状態になるのですか?
A:個人差は多少ありますが、催眠術にかかったように手足の先
がポカポカして気持ちが良い状態に似ています。
Q:眠ってしまうのですか?
A:個人差はありますが、意識はあります。
Q:痛みを感じなくなるのですか?
A:いいえ、和らぐだけなので通常は局所麻酔も併用します。
Q:時間がかかるのですか?
A:かかります。通常の歯科治療に加え、鎮静される時間と覚め
る時間が必要です。健忘効果があるので、本人にとっては2
時間の処置でも30分位の短い時間に感じられます。
Q:入院するのですか?
A:その必要はありません。
Q:副作用はありますか?
A:多少ありますが、問診、術前検査などにより専門の医師が充
分な管理を行って安全を図ります。
※「厚木市障害者歯科診療所パンフレット」より抜粋
インプラントの杉山歯科医院