2006年10月1日
自家歯牙移植
今日の午前中はインプラントではなく、自家歯牙移植があります。
ケースとしてはさほど多くない治療です。
自家歯牙移植は適応範囲が非常に狭い治療であるからです。
まず、移植を行うための歯が存在することが必要です。
多くの場合、親知らずを使用します。
またこの親知らずが、虫歯や歯周病等にかかっていないことが条件です。
それ以外に移植を行う場所ですが、基本的に抜歯してから1〜2ヶ月程度の時期、もしくはこれから抜歯する予定の歯が適応となります。
抜歯してから時間がかなりたってしまったものは適応症とは言えません。
そうしたことがあり、自家歯牙移植は適応が狭いのが現状です。
しかし、インプラントにはない良さもあります。
歯が欠損しており、お困りの方で自家歯牙移植をご希望される場合、お近くの歯科医院で適応であるかどうかを診査されてみて下さい。
また治療としてブリッジや義歯、インプラント等と比較してどう違うのかを相談されてみて下さい。
どのような治療であっても利点、欠点があります。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター