歯周病とインプラント
歯周病とインプラント
インプラントを希望されて来院される患者さんの多くは歯周病で歯がなくなった方です。
このような場合にはまず徹底して歯周病の治療を行います。
歯周病がある状態でインプラントを行ってもうまくはいきません。
これはHPのさまざまなところで記載してありますが、歯周病細菌はインプラントにも感染します。
インプラントに歯周病細菌が感染するとインプラントもダメになります。
歯周病患者さんにインプラントを行うことの難しさは歯周病が再発するリスクがあるということです。
歯周病の治療を行うと歯周病は治りその結果、口腔内の歯周病細菌も減少します。
しかし、その良い状態を維持することは大変なことです。
歯周病やインプラントの治療後は定期検査(メインテナンス)にいらしていただきますが、初診時歯周病が重度に進行していた場合には通常よりも徹底した自己管理と短い期間によるメインテナンスが大切です。
重度歯周病であった場合には再発の危険性が高いからです。
ブラッシング自体も治療開始時や治療後数年は問題なく行えますが、年数がたつにつれ、ブラッシングもおろそかになっていきます。
ブラッシングがおろそかになると歯周病は再発し、インプラントにも感染します。何年もメインテナンスにいらしゃれなかった方で急に痛みがあり来院した時にはインプラントが歯周病になっていたということが稀ですがあります。
軽度の歯周病であれば治療も簡単に終わりますが、進行した状態になるとインプラントを摘出することも考えられます。
当医院ではできるかぎり定期検査にいらしていただきたいと思いますので、2〜4ヶ月程度のメインテナンス期間であれば毎回、次回の来院時の予約を取っていただいております。
そしてメインテナンスの1週間前になりますと病院の方からメインテナンスの連絡通知(ハガキ)を送らせていただいています。
1週間前に病院からメインテナンスハガキがきますと忘れることなくいらしていただけると思います。
大切な歯ですからダメになることなく維持できるように努力していきたいと思います。
もちろんインプラントもずっと維持できるようにしてきたいものです。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター