インプラント治療期間中の仮歯について
インプラント治療期間中の仮歯について
インプラント治療は時間のかかるものです。
患者さんによってはその治療期間中歯がないことのではないのかと御心配される方も多くいらしゃいます。
そういった御心配はありません。
そのような場合でも1日たりとも歯がないという期間はありません。
抜歯をする場合でも抜歯した当日は仮歯を作製しますし、もし、義歯となるような場合でも抜歯する前に予め型を取り、義歯を作製しておきます。
そして抜歯と同時に義歯の装着を行います。
ですから御心配はされないで下さい。
また治療のケースにはよりますが、インプラント埋入と同時に義歯ではなく小定式の仮歯を作製できる場合もあります。
抜歯と同時にインプラントを埋入し、固定式の仮歯まで行うことも状態によっては可能です。
あらかじめどのような治療方法になるのかは担当歯科医師と相談されて下さい。
ただし、一つ不自由になる時期があることがあります。
現在義歯を使用されている場合で、インプラントを埋入した当日から2週間程度は義歯の使用制限があります。
外出される時や食事の時以外(つまり自宅にいる時など)はできるかぎり義歯の使用を控えていただきたいと思います。
インプラント手術直後に義歯を使用しますと義歯によりインプラントが圧迫され、予後によくないことがあります。
この時期は患者さんにとって大変ですが御辛抱していただきたいと思います。もちろん個人個人により手術後の注意事項は違いますが、インプラントに無理な負荷はかけないというのは原則です。
またいくら注意していても感染等でインプラントがダメになることも稀ですが、あります。そうした場合の保証や治療スケジュールについてもあらかじめ聞いておく必要性があります。
治療はもちろん100%であってほしいものですが、絶対に100%ということにはなりません。
難しいケース(重度歯周病、噛み合わせに問題がある、喫煙者、全身疾患がある等)の場合には問題が生じる可能性も高くなります。
どういった場合がリスクが高いかということも事前に理解したおく必要性があります。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター