インプラント 歯周病 専門医のブログ:『チームアプローチによる歯科治療』

土曜日は相変わらず混んでいます。

今日は歯科知識の話ではなく、
私(院長)以外の 歯科医師 の話や 歯科衛生士 、他のスタッフ について
お話したいと思います。
テーマは
『チームアプローチによる歯科治療』です。

当医院はインプラント、歯周病の専門歯科医院ですので、ほとんどの患者様は歯周病とインプラント治療を希望されて来院されます。

当医院では歯周病の治療を行える歯科医師は6名いますが、
歯周病専門医は私(院長)1人です。
しかし、他の先生は歯周病治療ができないかというと
もちろんそうではありません。

他の先生も歯周病の治療に対し、知識はもちろんのこと技術的なトレーニングも行っていますのでまったく問題ありません。

実際に歯周病の初期治療と言われる『ルートプレーニング(歯周病細菌除去療法)』は ほとんど私(院長)以外の先生が行っています。

おそらく私よりもでききるぐらいです。

歯周病治療は私1人の力ではできません。
他の先生やスタッッフの協力があってこそ達成できるのです。

ただし、単に歯周病治療を私以外の先生に任せているわけではありません。
全てのケースにおいて複数の先生とチームを組んで行っています。

まず歯周病治療において大切なのは『的確な検査(診査)』です。
この検査(診査)が きちんと できてこそ、正確な治療計画がたてられます。
歯周病治療に必要な資料がそろった後、
治療計画の全ては私(院長)がたてます。

歯周病の治療計画は患者様に説明後、お渡します。
また同時にそのコピーはカルテに保存されます。

この治療計画にそって治療は行われますので、複数の先生がいつカルテを見ても計画がわかるようになっていますし、現在の状態をすぐ知ることができます。
これは歯科衛生士や助手にも言えることです。

患者様一人一人の状況を全てのスタッフが理解していることが非常に大切なのです。

基本的に『治療計画書』は患者様にご理解をいただくためのものですが、
私達、医院内スタッフもこの治療計画書にのっとって行動することになります。
非常に重要なことです。

またこの『治療計画書』は複数の先生が関わることにより、治療計画のエラーを少なくすることにもつながります。

今日のテーマでもある『チームアプローチによる歯科治療』ですが、私一人の力では絶対に行えません。

先週までお話していました
『良い歯医者の見つけ方』でも話しましたが、
当院の歯科医師一人が1日で診療できる患者様の人数は5〜6人程度です。
『質』を追求した診療を行うとこれ以上は診察することはできません。
また私自身は時間のかかる大きな手術を行うことが多いので、日によっては半日で1人しか診察できない日も多いのです。

そのため私をサポートしてくれる優秀なスタッフが必要なのです。
的確な診査、的確な初期段階の治療 があってこそ、外科手術や全体的な噛み合わせの改善等の治療ができるのです。

私自身もそうですが、現在の状態になるまでには、多くの優秀な先輩について学んだ時期があったからです。

卒業から10年程は大変厳しい(忙しい)中で働いていましたが、そうしたことがあったからこそ、現在の私があると思います。

医療は1人の力では絶対にできないことです。
覚えることも莫大にありますし、
新しい治療法や考え方等も常に身に付けて いかなければなりません。
幅広い知識も必要です。

今現在でも、多くの先生の知識を常にいただいています。
その一つが『論文』です。
『最新の歯科医学論文』を毎日読むことは結構大変なことです。

毎日、診療して、治療計画をたてていますと、本を読む時間は限られてきます。
1日、2〜3時間が限度でしょう。
その限られた時間で全ての新しい知識を得ることは大変なことです。

診療以外にも多くの先生の手助けがあってこそ、総合的に治療が行えるのです。

今日は歯科医院の総論みたいな話になってしまいましたが、
明日から『チームアプローチによる歯科治療』の具体的な話をしていきたいと思います。

こうした話は他のHPやブログではあまりない話ですので、ご興味がある方は是非御覧になって下さい。

これからすぐ診療が始まりますので今日はこれで終了です。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。