『レントゲン』そんなに撮影しても大丈夫?:人体への影響

今日から10月です。
最近はだいぶ涼しくなってきましたね。

今週は手術が多い週です。
特に今週末は金、土、日の3日間で16件の手術があります。
1日5件以上ですから、ずーっとインプラントを埋入している感じです。
これは、先月、今月と学会が集中しており私が不在の日が多いためです。

今月は三重県(日本インプラント学会)と仙台(国際インプラント学会)です。

さて、今日から新しいテーマになります。
『レントゲン被曝』についてです。

時々患者様に質問されることです。
特に女性の方からはよく質問を受けます。

今回もこのシリーズについて何回かにわけてお伝えします。

第1回目は
『何回もレントゲン撮影を受けていますが、大丈夫なのでしょうか?』
というテーマです。

通常のレントゲン撮影で受ける放射線の量は非常にわずかな量ですので、ご心配はいりません。
確かに多量の放射線を受けると人体に影響を及ぼすという報告はあります。
しかし、白血病やガン等の人体に影響がある量とは『1000ミリ シーベルト以上』とされています。
この放射線量以下では問題は生じないとされています。
ちなみに、胸部レントゲン写真1枚で『約0.1ミリ シーベルト』ですから、約1万回胸部レントゲンを受けないと『1000ミリ シーベルト』にはなりません。
しかし、胸部レントゲン撮影を1万枚撮影したからといって、すぐに影響がある訳でも勿論無く、おそらく有意な影響が出てくるのは、何十・何百万枚ということになるでしょう。

また、歯科医院で虫歯等を撮影するレントゲン(デンタルレントゲン)は胸部レントゲンの何十分の一です。
さらに、最近はデジタルレントゲンを採用している歯科医院もだいぶ増えてきています。
デジタルレントゲンの放射線量は通常のレントゲンの何十分の一ですから、
歯科医院でデジタルレントゲン撮影を行った場合、胸部レントゲンの数百万分の一であると思って下さい。
ありえないことですが、もし歯科医院で虫歯のレントゲンを毎日100枚撮ったとします。
毎日、100枚ですよ。
ありえないことですが…
それを1年間行ったとします。
それでも『1000ミリ シーベルト』にはなりません。

通常の診療に際し、レントゲン撮影を何度受けてもご心配はいりません。

もちろん当医院はデジタルレントゲンです。

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明日は
『歯科レントゲン撮影で重いエプロンのようなものを巻きますが、なんでしょうか?』

『妊娠中のレントゲン撮影は可能でしょうか?』
と いうこれもよくある質問の回答になります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。