インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』その23
この長いシリーズ(インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』その23)も今日が最後です。
トラブル3:セラミック や ハイブリッドセラミックが欠けてしまう
これも、『昨日のセラミックが取れてしまう…』と同様に治療後に起る可能性があることです。
インプラント治療後にわりとよく起るトラブルの一つです。
私の臨床経験の中でもおおよそ2〜3%の方に起ります。
この セラミック や ハイブリッドセラミック が欠けてしまう原因としては先程の『被せもの脱落』と同じことです。
つまり、インプラントには歯根膜がないため、噛んだ力を分散させることができず、セラミック や ハイブリッドセラミックに負担がかかり、欠けてしまうのです。
もし、欠けてしまった場合の対応ですが、少し欠けたのみであれば、その部分を研磨し、丸めるのみです。
ある程度欠けてしまた場合には、修理用のセラミックがありますので、それで、修復します。
大きく欠けてしまった場合には、新しく再製します。
また、再製や修復とともに考えなければならないのが、『原因の究明』です。
例え、欠けた部分を修正しても噛み合わせ や 歯ぎしり が改善されなければ、再度欠けてしまうことが考えられます。
そのため、噛み合わせのチェックやマウスピースを必ず使用することが大切です。
毎日の食事や場歯ぎしりやくいしばりにも対応しなければ、なりませんので、セラミック等には非常に負担がかかります
セラミックの素材は大雑把に言いますと『お茶碗』と同じような『瀬戸物(せともの)』です。
このような素材に毎日負荷をかけていれば、割れてきたりする可能性があるのがわかるかと思います。
もちろん歯科で使用する『セラミック』は『お茶碗』とは違いますが、割れるリスクは0%にならないのです。
また、割れたりした場合、被せ物を強い接着剤でつけていると外すのが困難になってしまいます。
そのため、ネジで固定する方法や仮の接着剤でつけることが有効です。
取り外すことができれば、修理も簡単に行えます。
また、インプラントの被せ物の素材を セラミック や ハイブリッドセラミック にせず、金属製の被せ物にする方法があります。
金属ですが、噛み合わせの長期安定からすると最も優れている材質です。
長期的にはセラミックやハイブリッドセラミックと同様に若干は磨り減りますが、かけたりすることはありません。
インプラントの被せ物としては一番お勧めです。
しかし、欠点として金属製ですので見た目に問題があります。
最も奥歯であればよいかと思いますが、少し手前になると見えてしまいます。
そのため多くの患者さんは金属を避ける傾向にありますが、医療サイドからすると安全性の高い金属がいいと思います。
明日から新しいテーマになります。
以下はインプラントとは関係がないお知らせです。
この前 mixi(ミクシィ) というものがはやっている ということで、
『それはなんぞや?』
と思い、早速ネットで検索してみました。
mixi(ミクシィ)はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)……
ということが分かり、それでは見てみよう!
と思ったところ、mixi(ミクシィ)は、招待がなければ、会員になることもそのブログも見ることもできないようです。
つまり、会員制クラブみたいなホームページで、さらに紹介がないと入ることもできないそうです。
うーん困った。
そこで調べていくうちに
裏技があり、Yahoo!オークション等で売買されているようです。
しかし、こうしたことは本来、mixi(ミクシィ)が望まない方法らしいです。
そこで私もルールを守り、正規ルートで、どなたかからの招待を待ちたいと思います。
(何事もマナー や ルールを守ることは必要だ!)
このブログを見て、紹介してもいいよ!
という方がいらっしゃれば メール(info@seedlabs.whitesnow.jp)して下さい。
よろしくお願い致します。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。