歯が多く欠損している場合のインプラント計画:重度歯周病の方

2021年 1月21日(木曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。
お知らせ:1
今まで静脈内鎮静麻酔法が実施できるのが
日曜日だけとなっていましたが、
毎週金曜日も麻酔科医が勤務することになりました。
静脈内鎮静麻酔法は、
治療中に眠っている状態で行えますので、
治療に不安のある方にとっては、
非常に楽な方法です。
ご希望のある方は、担当歯科医師にご相談下さい。
お知らせ:2
期間限定(2021年1月31日まで)インプラント30%割引モニター募集(インプラント手術費用より30%割引)
期間限定インプラント30%割引モニター募集
本日は
歯が多く欠損している場合のインプラント計画:重度歯周病の方
の症例です。
早速初診時のレントゲンから見ていきましょう!
前歯がグラグラして取れそうとのことで来院された患者様です。


検査の結果、
重度歯周病でした。
歯周病の進行はかなりの状態であり、
骨の吸収は相当進行していました。
骨吸収の状態を説明します。
本来の骨の位置が以下の青線です。
つまり骨吸収する前は、
ここまで骨があったということです。

それが、
歯周病が進行することで
以下の赤線まで
骨が溶けてしまったのです。

骨が吸収することで
歯がグラグラとなってしまったのです。
もう指で触れても歯が抜けそうな状態です。
とても食事ができる状態ではありません。
以下の×印の歯は抜歯となってしまいます。

患者様は、
義歯を使用していませんでしたので
奥歯では噛むことができない状態でした。
以下の黄色印がもともと欠損していた部位です。
これだけの歯が欠損していればとても噛むことができません。

患者様に歯周病の状態を説明させていただき、
以下の×印は抜歯とさせていただくことに同意していただきました。

患者様は、どうしても義歯(入れ歯)を使用することは嫌とのことでした。
そのため、
インプラント治療をご希望されました。
もし、全ての欠損部位に対してインプラント埋入した場合には
以下のようになりなす。

このような状態では
抜歯を最小限にして
全ての欠損に対して噛むことが可能になります。

ただし、
このような治療プランがベストかと言いますと
インプラントを専門としている先生にからすると
そうではないと言う意見もあると思います。
リスクの高い歯を残したままで
インプラント治療を行うことは、
将来性を考えた上で
問題が起こることがあります。
つまり、
先ほどのようなインプラント治療を行った後で
残した歯がダメになった場合、
追加でインプラント治療が必要になってしまいます。
こうしたことを考えて、
リスクの高い歯は無理に残さずに抜歯してしまうことが
一つの方法です。
実際にインプラント治療を専門としている
歯科医師では
こうした先(将来性)を考慮して、
無理した治療はしないという考えを持っている先生もいらっしゃいます。
つまりリスクの高い歯は、無理して残さずに抜歯してしまう
治療プランを立てるということです。
まず、
以下の赤印は、
抜歯しか選択肢はありませんので抜歯します。
これは仕方がないことです。

しかし、将来性が低い
青×印の歯も抜歯します。

これにより上顎の歯は、
全て抜歯となります。
そして、
以下のようにインプラントを埋入します。


このようなプランをご希望される患者様いらっしゃいます。
最終的にどのプランを選択するかは、
様々なリスク等を考慮した上で
患者様に選択していだくことになります。
本症例においては、
患者様は、極力ご自身の歯は抜歯せずに残したいとの希望がありました。
そのため、
最終的な治療プランは、
以下のようになりました。


以下が実際の治療経過です。
インプラント手術直後です。

こうした場合、
治療中は、どのようになっているのでしょうか?
食事はできるのでしょうか?
見た目は問題ないのでしょうか?
実際の治療状況について解説します。
抜歯直後(抜歯当日)から
歯がないという状況はありません。
抜歯直後から固定式の仮歯を装着します。
インプラント治療は、
どうしても治療期間がかかってしまいます。
この治療期間中も固定式の仮歯を装着しますので、
歯がない期間はありません。
見た目も問題ありません。
以下のような仮歯を作成しました。

それでは、
この患者様は、
治療後にどのような経過をたどっていったのかを見ていきましょう。
以下は、
治療後、10年経過したレントゲン写真です。

残っている歯は、
徹底した歯周病治療により安定しています。
奥歯は、欠損のままですが、
初診時には、
患者様は、治療費は最小限に抑えたいとの希望がありましたので、
できる範囲での治療となりましたが、
患者様は、
義歯を使用せずに10年間問題を感じていないとのことでした。
義歯に対して違和感を感じていられる方は多いです。
義歯を回避できることは、
患者様の生活の質を高めることに非常に大きな利点になります。
今回のインプラント治療は、
患者様の毎日の食生活を高め、
審美性を確保することに非常に大きな成果がありました。
治療費用はかかりましたが、
これにより豊かな生活になります。
義歯でお悩みの患者様は、
インプラント治療をご検討されてはいかがでしょうか?
来週もインプラント症例をアップします。
本年も多くのインプラント治療を手掛けています。
クリックでの応援よろしくお願い致します
通常費用治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。
インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。
当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。
上記は、通常費用であり、
現在期間限定ではありますが、
インプラント手術費用から30%割引となる
インプラントモニターを募集しています。
詳細は、下記をご覧下さい。
期間限定インプラント30%割引モニター募集
当医院ではインプラント学会や歯周病学会等の学会活動に積極的に参加しています。
学会活動に参加することは術者自身のレベルアップにつながるだけでなく、
インプラントを手がけ始めた先生の勉強にもなります。
またデータを蓄積し、まとめることにより、
インプラントの予知性や将来性を決める情報ともなります。
私自身も多くの研究者や臨床家のデータを参考にし、臨床に役立ててきました。
そこで、治療前後や治療中のお口の中の写真を撮らせていただき、
写真やレントゲンを学会やホームページ上で公開することが可能な方を募集しています。
もちろんお顔が写ることはありませんし、名前が公表されることはありません。
単に治療の経過(口腔内写真とレントゲン)を発表データとして使用させていただくだけです。
今までも22%割引モニター(インプラント手術費用割引)というのを実施していましたが、
今回は期間限定ですが30%割引インプラントモニター(インプラント手術費用から30%割引)を行なっております。
新型コロナウイルス感染症における景気悪化に対して
治療を控える方が多くいらっしゃることが報道されています。
治療を控えることで病状が悪化したり、
歯が欠損している状態が長く続くことで
噛めない時期があることで身体的な健康にも影響してきます。
インプラント治療に関しても同様であり、
治療費が高額になることで、欠損ままの方もいらっしゃいます。
そこで、少しでもインプラント治療を受けやすくなるように
期間限定ではあますが、
30%割引インプラントモニター(インプラント手術費用から30%割引)を実施します。
募集期間2021年1月31日までで、
インプラント治療が2021年7月31日までに終了する方です。
(通常インプラント埋入後、上顎では約3〜4ヶ月、下顎では約2〜3ヶ月でインプラントと骨は結合し、型取りを行うことが可能です)
インプラントモニターをご希望の患者様は下記をクリックして下さい
詳細は、下記をご覧下さい。
期間限定インプラント30%割引モニター募集
そして欠損部にチェックをし、通信欄に『インプラント30%モニター希望』と書いて送信して下さい。
  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。
  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。
  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。
大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。