口臭の話し:その4
3/12(月曜日)です。
このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。
今日のテーマは、『口臭の話し:その4』になります。
今日も口臭の話しになります。
Q&A形式です。
Q
食後の歯磨きは意味がない?
A
口臭を気にされる方の多くは、頻繁に歯磨きをされています。
この頻繁に歯磨きを行うことは、口臭にとってもっとも悪循環と言えます。
口臭を予防するための最大のポイントは、口腔内細菌のコントロールです。
口臭予防は、歯を磨くことではないのです。
この点をきちんと理解しないと口臭は治りません。
口腔内には常に細菌が存在しています。
正常細菌叢と言われる状態です。
その細菌の数が増えてくると口臭の原因となります。
通常生体は、唾液の抗菌作用により細菌の数をコントロールしています。
しかし、唾液の分泌が少なくなると細菌が増殖し、口臭が起こります。
通常食後には、唾液の分泌が多くなるため、細菌の数は少ないのです。
そのため、食後に起こる臭いは、食物自体の臭いなのです。
食物の臭い以外を除けば、食後には唾液の分泌により、
細菌数は少なくなるため、口臭は少ないのです。
しかし、口臭が気になる方の場合、必要以上に歯磨きを行ったり、
うがいを行うことにより 唾液を喪失してしまいます。
そのため、口臭予防という点では、食後には以下のような方法を行うことが重要です。
1.歯磨きは必要以上に行わない(まったく行わなくても良い)。
2.うがいは、唾液を喪失するため極力行わない。
3.舌の上に付いた汚れを取ることは最も重要なことです。
そのため、少量の水を含み、口の中で舌を良く洗うことが有効です。
舌を口蓋に押し付けてよく洗います。
舌以外にも頬 等の粘膜に付着した汚れも舌で洗います。
そして、その水は吐かないで、飲み込んで下さい。
先にも説明しましたように うがいは、唾液を喪失してしまいます。
4.次にガムを噛むことです。
これは非常に有効です。
ガムを噛むことにより唾液が分泌されます。
唾液の分泌が増えると 細菌が減少します。
もちろんシュガーレスガムです。
特に外食した後は、歯磨きができない場合が多いこともあり、
必要以上にうがいをする方がいらっしゃいますが、これは唾液の喪失を助長して
口臭の原因となっているのです。
外食後こそ、ガムのみで対応することが最も有効と言えます。
このシリーズを毎回見られている方は、だいぶ口臭について分かってきたと思います。
次回も口臭の続きになります。
次回のブログは、3月19日(月)になります。
口臭外来の診療は、今年の夏頃開設予定です。
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