歯周病と口臭:3回目
2019年 8月 5日(月曜日)です。
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今日のテーマは、『歯周病と口臭:3回目』になります。
今までの2回をご覧になっていない方は、以下からどうぞご覧ください。
2019年 7月22日(月曜日):歯周病と口臭 1回目
2019年 7月29日(月曜日):歯周病と口臭 2回目
前回の2回までで
歯周病と口臭について解説してきました。
歯周病が進行すると口臭はひどくなります。
口臭がきになる方は、一度歯周病の検査を受けられると良いでしょう。
しかし、1回目でも説明しましたように
歯周病が進行している方の場合、
臭いの慣れがあるため、
ご自身の口臭に気がつかないことがあることを説明しました。
マスキング効果です。
本日は、歯周病の問題がないにも関わらず口臭があるという方についてです。
口臭には大きく分けて
病的口臭
生理的口臭
があります。
歯周病による問題は病的口臭です。
歯周病という病気があることで起こる口臭です。
それでは生理的口臭とは、どのようなことなのでしょうか?
まず口臭が起こる仕組みについて解説します。
口腔内の臭いは、細菌が増殖することで起こる現象です。
その代表的なことが病的口臭の一つである歯周病です。
歯周病は、歯周病細菌が増殖することで
細菌が出すガスによる臭いです。
当然歯周病細菌の数が多くなればなるほど臭いは強くなります。
歯周病の治療を行い、
歯周病細菌の数が減少すれば
口臭も軽減してきます。
これは単純ですね。
それでは歯周病 等 病的口臭がない人は、
なぜ口臭がするのでしょうか?
人の口腔内には、健康な状態であっても細菌は必ず存在します。
口腔内に細菌がゼロ(全くいない)という人はいません。
どんなにきちんと口腔清掃を行っていても
口腔内細菌がゼロという人はいないのです。
口腔内細菌は常在菌です。
こうした口腔内細菌が何かの理由で増えていくことがあります。
当然細菌が増えることで
臭いが発生します。
そうなると細菌が増えないように
徹底して歯磨きを行えばいいのでは?
ということになりますが、
そうではありません。
もちろん
歯磨きを徹底して行うことは虫歯予防であったり、
歯周病予防にとっては重要なことですが、
これが必ず口臭予防になるわけではありません。
実際に口臭が気になって
口臭外来を受診される方の多くは、
毎日徹底した歯磨きを行っていらっしゃいます。
それは、口臭が気になるわけですから
当然 臭いを減らすために
頑張って歯磨きをしていらっしゃいます。
しかし、この歯磨きの仕方が間違っていることで
さらに口臭を悪化させてしまうことがあります。
これが生理的口臭の問題なのです。
今日の話はここまでにします。
次回は生理的口臭続きです。
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