こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第12回 歯周病は治るのか?
2020年 9月21日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。
最初に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話をしたいと思います。
YouTubeで大変興味のある話がありましたので
ご紹介します。
DNAパパ
という方がYouTubeにアップした動画です。
この方は、以前より新型コロナウイルス感染症について
様々ななテーマをアップされていますが、
今回新しくアップされた動画はとても驚愕な話でした。
「トイレは新型コロナウイルスの感染危険地帯の可能性」
という話です。
この動画見た後は、
外のトイレは使いたくないと感じるくらいです。
以前より、
トイレは感染リスクが高いと言われていました。
トイレは非常に密閉された空間であることはもちろん
排水管を通して
新型コロナウイルスが移動してくることが言われています。
この動画の中でも言われていますが、
タワーマンションで人が居住していない部屋からも
新型コロナウイルスが検出されたということです。
誰も住んでいない部屋ですから
当然人の出入りもありません。
排水管を通して
新型コロナウイルスが部屋に充満した可能性があると
この動画で言っています。
ご興味のある方は是非ご覧下さい。
そのため、
トイレを清潔にすることは大変重要なことです。
またトイレの換気も非常に重要です。
換気が感染防止に対しては、とても重要であることは
現在どなたでもご理解されていることと思います。
トイレは、狭い部屋で密閉されていますので、
換気扇はずっとつけぱなしにすることが大切であり、
使用後には、トイレの入り口は閉めずに、
開けておくことが良いかと思います。
当医院でも
トイレの隣にある窓は開けており、
換気をしております。
また、トイレの入り口のドアは、
「ご使用後には、開けて下さい。」
と注意書きをさせていただいております。
密閉にしないためです。
また定期的に
入り口のドアが閉鎖していないかと確認しております。
トイレ自体は、
塩素系の洗剤で清掃を頻繁に行うようにし、
トイレの床も 毎日 次亜塩素酸で拭き取りを行なっております。
もちろん便座、トイレットペーパーホルダー 等
触れる可能性がある部位も
次亜塩素酸で清掃しております。
外出先でトイレをご使用になる方も当然いらっしゃるかと思いますが、
その際には、必ずマスクを着用したままが良いでしょう。
密閉された空間であった場合には、
トイレの中には、
感染原因となるウイルスが多く存在する可能性がありますので
トイレ内でもマスクは必要と考えられます。
もしご使用される直前に
他の人が使用されていた場合で、
その方が新型コロナウイルスの感染者であった場合には、
トイレという狭い密閉された空間ですので
高リスクと言えます。
当然
トイレから出た後は、
十分に手を洗い、
適性濃度のエタノールで手指消毒をすることも必須です。
現在 飲食店 や スーパー 等
様々な施設でエタノールが設置されていますが、
時々
「あれ?このエタノールってどうみても薄まっているよな?」
と感じることがあります。
エタノールは75%以上での使用が必要です。
薄まった濃度での消毒では効果は軽減してしまいます。
ご自宅でもトイレを清潔にすることや
換気対策は十分にされて下さい。
また、便座は、必ず蓋をして流す習慣も大切です。
尿 や 便には
ウイルス等が含まれている可能性があり、
便座の蓋をしないで流すと
トイレ中に拡散するリスクが高まります。
また排水管を通して
ウイルスが拡散することも考慮すると
蓋はした方がいいでしょう。
今日のテーマは、
『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第12回 歯周病は治るのか?』
になります。
歯周病の患者様にとって
もっとも気になることは、
「歯周病は治るのか?」ということです。
細かく回答にするには、非常に時間がかかりますが、
一言で言えば、
治る歯周病もあれば
治らない歯周病もあります。
例えば、
癌(ガン)という病気に罹った方が、
「癌は治りますか?」
というご質問があったとします。
癌の種類や進行程度によって
治り方が違うのはご理解できるかと思います。
しかし、現実的なこととして、
癌で亡くなられる人がいらっしゃるのもご存知のことと思います。
現在日本人の死亡原因で最も多いのが「癌」です。
歯科で抜歯された原因で最も多いのが「歯周病」です。
しかし、全ての歯周病が治らないわけではありません。
中程度の歯周病であれば十分治る可能性があります。
重度の歯周病であっても
治る可能性は十分にあります。
それでは、
どのような状態の歯周病であれば治り!
どのような状態の歯周病であれば治らないのか?
ということになります。
そもそも歯周病は、
歯周病細菌による感染症です。
その歯周病細菌には、多くの種類があり、
特に悪性度が高く、問題視されている歯周病細菌があります。
代表的なのがP.g菌といわれる菌です。
このP.g菌の比率が高いと歯周病は治りにくいです。
またさらに詳細な話になりますが、
P.g菌にもいくつかのタイプがります。
P.g菌が存在すると必ず歯周病が悪化しやすいかというと
そうでもないことが近年の研究によってわかってきています。
P.g菌の中でもタイプ2と言われる種類が悪性度が非常に高いことがわかってきています。
そのため、非常に悪性度の高いP.g菌(Type Ⅱ)に感染していると
歯周病が非常に治りにくいです。
また歯周病細菌以外にも
治りにくい様々な要因もあります。
典型的に歯周病が治りにくいのが
「歯磨きが十分にできていない方!」です。
患者様ご自身では十分磨けていると思っていられる方でも
奥歯の歯間部 や 内側 では、
汚れの取り残しが目立つことは多いです。
この口腔清掃が十分できなければ
歯周病は治りにくいですし、
一度改善しても歯周病が再発することがあります。
他にも
噛み合わせに問題がある方です。
噛み合わせといっても
いくつもの要因があります。
まず単純に歯並びに問題がある場合です。
歯が重なっていたりする場合には、
どんなに頑張って歯磨きを行なっても
十分磨けないことがあります。
こうした場合には、矯正治療で歯並びを治すことも必要となる場合があります。
また、
奥歯のみが噛み合い、
前歯が噛み合わないという噛み合わせの問題がある方がいらっしゃいます。
専門的には「オープンバイト」 と言います。
奥歯だけが噛み合っているため、
どうしても奥歯への負担が強く、
歯周病の悪化を助長する大きな原因になってしまいます。
本日の歯周病ブログはここまでです。
続きは来週の月曜日になります。
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