歯周病細菌P.g菌の種類(タイプ):Ⅱ型が最も歯周病リスクが高い
このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、『歯周病細菌P.g菌の種類(タイプ)』 になります。
先日のブログでは、
歯周病細菌の中で
P.g菌 ( Prophyromonas gingivalis )
が非常に悪性度が高い細菌であることを解説しました。
しかし、
このP.g菌 にもいくつかのタイプが存在することがわかっています。
このタイプによっても
歯周病のリスクが大きく異なってくるのです。
P.g菌 は以下に分類されます。
Ⅰ 型
Ⅰb 型
Ⅱ 型
Ⅲ 型
Ⅳ 型
Ⅴ 型
この中で最も悪性度の高いP.g菌 は、
Ⅱ 型 です。
タイプ別の歯周病の発症リスク(オッズ比)が以下になります。
Ⅰ 型
0.16倍
Ⅰb 型
5〜15倍
Ⅱ 型
44.44倍
Ⅲ 型
1.96倍
Ⅳ 型
13.87倍
Ⅴ 型
1.40倍
Ⅱ 型 の 44.44 が
格段にリスクが高いことが分かります。
オルコアでは、
こうしたP.g菌のⅡ 型 を調べることもできます。
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