歯周病短期間治療(重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD)
2020年 3月 9日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、歯周病短期間治療:重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD(FMD)になります。
前回のブログでは、
歯周病は、歯周病細菌による感染症であり、
感染する歯周病細菌の種類(タイプ)や数には個人差があり、
悪性度の高い歯周病細菌に感染すると
歯周病が進行しやすいことを解説しました。
前回のブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 2日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD
本日は、具体的な歯周病治療方法について解説します。
今回の話は、このブログでもよく解説している内容ですが、
患者様からメール等で時々ご質問を受ける内容です。
歯周病が進行している方には、
必ずと言ってもいいほどスケーリング / ルートプレーニングという方法を行います。
以下のような治療法です。
左側は、健康な状態であり、
右側は、歯周病が進行した状態です。
歯と歯肉には若干の隙間があり、
歯周病が進行するとこの隙間は、
歯周ポケットと言われます。
健康な方では、歯周ポケットは、1〜3ミリ程度ですが、
歯周病が進行すると深くなっていきます。
歯周ポケットが5〜6ミリになると中程度歯周病になり、
歯周ポケットが7ミリ以上になると重度歯周病になります。
実際に、歯石は以下のように
歯肉の中の歯根に付着しているのです。
歯肉の中の歯根に付着している汚れ(歯石 等)を取り除くのがルートプレーニングです。
一般的に行われている歯周病治療ルートプレーニングは、4~6回に分けて行われます。
こうした一般的に行われる複数回(4~6回)に分けて行う歯周病治療(ルートプレーニング)は、
治療が完了していない部位から 治療が完了した部位へと 細菌が感染(転移)することが分かっています。
特に重度歯周病(侵襲性歯周炎)で起こる可能性が高いとされています。
侵襲性歯周炎の場合、悪性度の強い歯周病細菌(P.g.菌 や A.a.菌…等)が非常に多く検出されます。
これらの悪性度の強い歯周病細菌は、
通常の4~6回に分けて行われる歯周病治療では 感染(転移)してしまうため、
1回(1日)もしくは1週間以内に歯周病細菌を除去(ルートプレーニング)すると同時(FMD治療)に
舌や口腔粘膜 等に付着している歯周病細菌を抗菌薬(CHX抗菌うがい薬、3DS法の使用)を用いて
除去 あるいは 抑制させて、感染(転移)をさせない治療法が報告さています。
これが今回のテーマであるFMDという治療法です。
次回のブログではもう少し詳細に解説します。
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