2004年8月10日
今日のインプラント:GBR
今日は破折している歯を抜歯し、GBR法(詳細はホームページを参照して下さい)を行いました。抜歯をすると歯の根の先まで骨は吸収をしており、とれもそのままインプラントを行える状態ではありませんでした。
根の先まで骨が消失(吸収)しているということは根破折をしてからかなりの時間がたっていることが考えられます。破折した状態を放置することにより破折面(線)から細菌感染が起り、骨は急激に吸収します。
根が破折したのがわかった時点で早急に抜歯していれば骨の吸収は防げたはずです。
GBR法を行うということはインプラントの治療期間も大幅に延長されるばかりか、治療費(GBR法の費用)もかかります。また治療を受ける大変さもあります。もし歯の破折と診断された方は早急に対応することが必要です。痛くないからといって放置することは状態を悪化させるだけなのです。
明日から(休診なので)はインプラント補綴についてお話します。
インプラントの杉山歯科医院