2005年7月25日
今日のインプラント
今日は上顎にインプラントの埋入するための高さがないためソケットリフト法という治療を行いました。
ソケットリフト法については以前からなんども説明してきましたし、ホームページの専門知識の中の特殊な治療にも症例を加え解説していますのでそちらを見て下さい。
今回はソケットリフト法の中でも患者さんが受ける感覚(痛みや振動等)についてお話します。
この先を見る前にホームページのソケットリフト法を見られて十分にご理解されてからの方がわかりやすいかと思います。
ソケットリフト法において上顎洞を押し上げるためにオステオトームという器具を使用します。
骨の下からオステオトームをたたき、骨を押し上げます。
この時患者さんが受ける振動が不快に感じることがあります。
骨の硬さにもよりますが、骨が硬い場合にはたたく力を強くしないとうまく押し上げられません。
こうした時には通常の麻酔のみでは苦痛を感じる場合がありますので、笑気麻酔(ホームページ参照)というものを使用することもありますし、完全に無痛をご希望される場合には静脈内鎮静法(基礎知識を参照して下さい)という方法を行います。
できるかぎり痛みや不快症状をなくして行いたいと思います。
インプラントの杉山歯科医院