2006年10月12日
歯科大学でのインプラント治療:2
歯科大学でのインプラント治療:2
昨日私達はインプラントの勉強を大学で習わないという話しをしました。
最近になり大学でもインプラント科というところができ、インプラント自体は行われるようになってきています。
しかし、学生に向けての講議となるとまだまだといったところです。
開業医と比較すると遅れています。
大学の先生の仕事は
1 診療
2 講議(教育)
3 研究
になります。
得に研究にはかなりの時間がかかります。
私も大学病院で勤務している時にはそうでしたが、全てを完璧に行うことは難しいことです。
得に若い先生から中堅の先生までは診療と研究にあけくれています。
そのため講議は教授や助教授が行うことがほとんどです。
もちろん個人差はありますが、おおむね教授や助教授は新しい講議ということはあまりせず、卒業後に受ける歯科医師国家試験に向けた講議が中心となります。そのため新しく確立されたインプラント治療は行われていないのです。
また義歯を作製する科や歯周病科、虫歯を治療する科は古くからありますが、インプラント科というものはまだない大学が多く、あってもその歴史が浅いものです。
そのため教える講師自体がいないのが現状です。
この続きはまた明日…
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター