若い歯科医師のゆとり
若い歯科医師のゆとり
今、学校教育について毎日のようにテレビや新聞で多くの意見がでています。
数年前に始まったゆとり教育も見直す必要性があるという意見も多くあります。
今の子供は余裕があるのか?あまり深く考えていないのか?自分自身の今後(将来)についてあまり感心がない感じがします。
ニートやフリーター等もそのひとつです。
これは歯科医療にとっても同じことが言えます。
大学を卒業した若い先生は自分の将来についてあまり感心がないと思われます。
将来的なビジョンがないためか意欲もあまり感じられません。
うーんどうなってしまうのだろう。
これには大学の教育にも問題があるように思われます。
歯科大学はもちろん大学ですが、技術的なことが非常に重要になってきます。職業訓練学校といっても良いと思います。
技術を磨かなくでどうする!と思います。
また人間を治療するわけですから治療する側の人間性も非常に大切です。
しかし、現実的には大学を卒業した後に控えている国家試験のための勉強をするところになっています。
もちろん技術的な講議や実習はありますが、『一応行った…』といったところまでです。
私の母校とですと、今は大学の6年生になると歯科医師国会試験の勉強が主体となり、大学の授業が終わった後(17:00頃〜)、国家試験の受験対策を教える予備校があるのですが、その予備校の先生が試験対策の講議にきます。
ほとんど中学、大学の受験みたいなものです。
学問的なことばかり詰め込むものですから実技的なことがおろそかになります。
実技を勉強するからこそ自分自身の将来性がはっきりとし、目標が見えてくるものです。
本の中だけの授業では医療人になる実感がわかないのではないでしょうか?
もっともっと教える側がかわらなければならないのではないでしょうか?
今日はつまらない話しになってしまいました。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター