2006年11月18日
リスクの高い歯周病
リスクの高い歯周病
歯周病は歯周病細菌による感染症です。
当医院に来院する患者さんの多くはこの歯周病が主訴、もしくは歯周病によって歯がなくなったという方です。
歯周病を治療することは大変なことです。
これは治療する側の努力だけでは治らないからです。
まず、口腔環境の改善(ブラッシングを徹底して行う)、全身的な問題の改善等患者さん御自身にも努力していただかないと治りません。
しかし、患者さんの協力もあり、治療を行っても完治しないケースもあります。
こうした歯周病の患者さんをハイリスクの患者さんといいます。
ハイリスクの歯周病患者さんは治療を行ってもその治癒反応(治り方)が良くありません。
このような場合には治療後に徹底した管理が必要になります。
通常、歯周病の治療後には定期検査(メインテナンス)が重要になりますが、ハイリスクの患者さんは得に重要になります。
一般的なメインテナンス期間よりも短い間隔で来院していただき、状態が悪化しないようにみていきます。
得にインプラントを行った場合は重要になります。
歯周病細菌がインプラントにも感染しないようにするためです。
現在、歯がないということはそれなりの理由があるわけですから今後良い状態を維持するためには病院側もそうですが、患者さん御自身の努力も必要になってきます。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター