2007年1月31日
歯周病のついて:4
歯周病のついて:4
今日も歯周病の話しです。
昨日は歯周ポケット内部に侵入した歯周病細菌が歯と歯肉をつないでいるシャーピー線維というものを破壊し、さらに内部に侵入していくお話をしました。
また汚れの塊である歯肉縁下歯石は歯の根にべったりとへばりつき根の内部にも細菌が侵入していくことをお話しました。
今日はその続きになります。
歯周ポケット内部にどんどん侵入した汚れと歯周病細菌に対して身体は戦うことになります。
『歯周病について:2』でお話した好中球や白血球といった血液の成分です。
歯周病細菌と戦うために多くの血液成分が集まってきます。
そして歯周病細菌とたたかうのです。
戦った結果、相打ちで死んでしまった死骸が『膿み』なのです。
膿みが出ているということは歯周ポケット内部で細菌が繁殖をし、シャーピー線維を破壊し、根の内部にも侵入し、身体(血液の成分)と戦っているということです。
良い状態ではありません。
歯周病はかなり進行しています。
歯周ポケットは5mm以上にはなっています。
出血もあるかもしれません。
現在、膿みがでている状態の方は早急に検査をし、治療が必要です。
明日もこの続きです。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター