2007年3月22日
歯周病の放置によりインプラント治療が困難になります
最近、インプラント治療を行うにあたり、骨の幅や高さが非常に少ない方が多くいらしゃいます。
骨の高さ、幅ともに厳しい(骨がない)状態ですので、GBR法 や ソケットリフト法、サイナスリフト法 、 スプリットクレスト法等を行うことが多くなっています。
このように骨が失ってしまった(吸収してしまった)原因は歯周病の放置です。
この日記でもなんども書きましたが、歯周病は治療しないで放置すると歯の周囲の骨は吸収してしまいます。
吸収が続くと最終的には自然に歯は脱落してしまいます。
自然に脱落するということは歯を支えている骨がなくなってしまうということですからその後にインプラントをしようとしてもできないことになります。
そうならないためにも定期的に歯周病の検査を行い、問題が起っていないかどうかを調べることは重要です。
当医院には歯周病の末期状態でいらっしゃる患者さんが多く来院されます。
歯周病の検査をした結果、こんなに歯周病が進行しているとは思ってもいなかったとショックを受けられる方もいらしゃいます。
歯周病は初期の段階では出血があるくらいで、大きな症状はありません。しかし、その状態で放置すると今度は腫れてきます。
この腫れるという状態になると歯周病はかなり進行しています。
どんな病気もそうですが、早期発見、早期治療にかぎります。
今現在なんでもないと思っていても歯周病が進行しているかもしれません。
早めの検査が重要です。
その結果腫れが起るのです。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター