インプラント 歯周病 専門医のブログ:『いびき』と『睡眠時無呼吸症候群』
『いびき』と『睡眠時無呼吸症候群』
朝から雨です。
午後からはさらに降るらしいですね。
イヌの散歩ができなくて残念です。
さて今日はインプラントの話しではなく、『いびき』と『睡眠時無呼吸症候群』について話したいと思います。
最近テレビ等で『いびき』や『睡眠時無呼吸症候群』の特集をしているのを見かけます。
いびきは非常に大きな問題なのです。
いびきをかいている人はおおよそ2000万人以上いるといわれています。
そのうちの約1割の人が寝ている間に呼吸が止まってしまう『睡眠時無呼吸症候群『 と言われています。
『いびき』や『睡眠時無呼吸症候群』は身体に悪いもので、
さまざまな病気に関係してきます。
できれば、防止したいものです。
『いびき』と『睡眠時無呼吸症候群』の対処法については後で記載します。
今日はそんな話です。
睡眠は人間にとってとても大切なことです。
以前見たテレビでは約7時間程度の睡眠をとっている人が最も長生きするそうです。
7時間より多くても、少なくても良くないそうです。
もちろん寝る時間帯も大切です。
これは子供に大きな影響を及ぼします。
日本の社会は世界的にみて夜型になります。
お父さんが遅くまで仕事をしているため、帰宅も当然遅くなります。
帰宅が遅いということは
食事や入浴も遅くなります。
家族みんなで食事をしたり、お父さんと入浴する子供さんも当然遅くなります。
就寝が遅いということはそれに伴い、起床も遅くなります。
子供の成長期にこのような人間が本来もっている生活習慣のリズムが狂うことは成長ホルモンを始め、生体に影響を及ぼします。
先日テレビでこのようなことを報道していました。
ドイツのある家庭では、子供が生まれた時から夜の7〜8時には寝室を暗くし、
静かにするそうです。
そして朝日が昇ると、カーテンを開け、明るくするそうです。
生活のリズムを小さい頃から教えるということです。
日本の場合、どうしても大人の生活リズムに子供を合わせてしまうことがあります。
当然そうしたリズムで育った子供は大人になっても『夜型』になります。
できれば、人間本来の生活リズムで過ごしたいものです。
さて話は戻り、睡眠時間のことですが、
睡眠を取り過ぎるのも良くないという話です。
もちろん個人差はありますが、7時間が適正睡眠時間ということでした。
まあ一般的に仕事をしている方は7時間以上睡眠をとることはなかなか難しいかと思いますが…
ただ7時間の睡眠は必要だということです。
ただし、同じ7時間の睡眠と言ってもその内容によるかと思います。
夜中になんども起きたりする眠りの浅い人はいけません。
そこで問題となるのが今回のテーマである『いびき』と『睡眠時無呼吸症候群』なのです。
『いびき』をかいているのは眠りが浅い証拠で、その代償として日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下や居眠り運転事故を起こすなど、 社会生活にさまざまな支障をきたしています。
こうしたことによる事故かと思われることが時々ありますよね。
少し前に電車の運転手が居眠りをしており、停車位置を大幅に超えてしまった
ということもありました。
また現在問題となっている車の長距離運転手の居眠り運転です。
厳しい社会情勢により、過酷な労働時間となっている長距離運転手ですが、
睡眠時間を削り、働き続けていることにより起る問題です。
睡眠時間が少なくなれば、単に眠いというだけでなく、長期的におよぶことによりさまざまな問題を引き起こします。
さらに睡眠時間以外でも問題となるのが『いびき』や『睡眠時無呼吸症候群』です。
長期にわたっていびきをかいていたり、一時的に呼吸が止まる状況が続くと、高血圧、不整脈、心臓病、脳血管障害、などを誘発したり、記憶力や思考力の低下をまねくと言われています。
こうしたことを治療する方法として『いびき防止マウスピース』というものがあります。
このマウスピースは下の顎を若干前方に突き出させた状態で噛合うように作製されたマウスピースです。
この装置を就寝時に口腔内に入れることで、のどの気道がひろがって、いびきや無呼吸がなくなります。
今は多くの歯科医院で作製可能です。
いびきを自覚されている方は一度お近くの歯科医院で相談されてはいかがでしょう。
今日はこれで終了です。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。