インプラントの構造:その1

今日は木曜日でいつもは休診ですが、明日が臨時休診のため、本日は診療です。

さて今日から新しいテーマになります。
『インプラントの構造』です。
構造?
例えば、車であれば、タイヤ、エンジン、バンパー…等
さまざまな部品で作られていますよね。
インプラントも車のように複雑ではありませんが、いくつかのパーツで構成されてます。

ここではインプラントの基本構造について解説したいと思います。
結構、マニアックな話になりますが、
『インプラントについてもっと知りたい!』
と思われる方は是非御覧になって下さい。
他のホームページにはあまり記載していない内容ですので…

その前にインプラントとはどうしてできたのか?
インプラントの歴史について簡単に解説したいと思います。

インプラントの歴史は1950年にスエーデンの化学者ペル・イングウァール・ブローネマルク博士の発見から始まります。
ブローネマルク博士は純チタンが骨と拒否反応を起こさず、チタン表面の酸素の膜を介して非常に強く結合することを発見しました。
これがブローネマルクインプラントです。
その後1965年に臨床応用され、2000年までに、世界中で約60万人の患者さんがこのインプラントの治療を受けています。

本題のインプラントの構造になります。
インプラントの基本構造は下図のようになっています。
kouzou1

ちょっと写真が小さくてすみません。

1. インプラント本体: 『フィクスチャー』と言います。
2. アバットメント: 被せ物の歯を付ける『土台』のことです。
3. 上鵜構造『補綴物(ほてつぶつ)』とも言います。: 被せ物のことです。
インプラントの構造は大きく分けてこの3つから成り立っています。

次回は1〜3についての詳細を順番に解説していきたいと思います。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。