金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その1
4/24(木曜日)です。
今日から新しいテーマになります。
『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その1』です。
部分入れ歯は、義歯を固定するための金具が付きます。
これが、目立って“嫌”という方がいらっしゃいます。
本日ご紹介するテーマは、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノンクラスプ義歯』です。
『ノン・クラスプ・デンチャー』とは、部分入れ歯の
金具(バネ)がないものです。
『金属の止め具がない入れ歯』とも言います。
現在義歯を使用している方はわかるかと思いますが、
部分義歯(入れ歯)には、入れ歯が動かないようにするための
金属製の金具(バネ、止め具)が付いています。
この金属製の金具(バネ、止め具)が審美的に問題を起こすのです。
当医院でも、義歯はなんとか使用できるが、
『金具が見えてしまうため、どうにかならないか?』
というご要望がよくあります。
保険診療の部分義歯の場合、どうしてもこの
金属製の金具(バネ、止め具)が存在します。
『ノン・クラスプ・デンチャー』は、金属製の金具(バネ、止め具)の代わりに、
プラスチック製の義歯床で義歯を支えます。
そのため、口を開けてもが金属製の金具(バネ、止め具)
見えないので、審美性に大変優れています。
さらに、破折に強い素材で歯肉の色調と同化するのが
今までの部分入れ歯とまったく違うところです。
下の写真は、『通常の義歯』と『ノン クラスプ デンチャー』の比較写真です。
クリックすると拡大されます。
『ノン クラスプ デンチャー』は、
日本では最近になって知られるようになりましたが、
アメリカでは50年以上の実績があります。
次回のブログは4/28(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その2』です。
次回は、『ノン クラスプ デンチャー』のかなりマニアックな話になります。
現在の金具付きの義歯にご不満がある方は是非ご覧になって下さい。
お知らせ
4/25(金曜日)午後、4/26(土曜日)は 日本歯周病学会出席のため休診です。
今週のインプラント手術報告はお休みさせていただき、歯科関連の記事がありましたので、ご紹介します。
『歯の数減ると医療費アップ 4本以下の人、20本以上の1・6倍』
道国保連合会調査
歯の数が少ない高齢者は、歯科以外の医療費が高い
ことが、北海道国民健康保険団体連合会の調査で
分かった。
歯と全身の健康の関係を、数字で裏付ける結果となった。
同連合会の調査は、満70歳以上の国民健康保険加入
者で、昨年5月に歯科を受診した患者が対象。
患者の歯科以外の同月分レセプト(診療報酬明細書)
103.418件を分析した。
それによると、20本以上歯がある人の、歯科以外の
医療費は22.660円で、
歯の数が減るに連れて医療費は増加。
4本以下では35.930円と
約1.6倍も高かった。
疾患別では、高血圧などの循環器系が28・8%で
最も多く、次いで関節障害などの筋骨格系13・2%。
ガン や 糖尿病、脳血管障害など生活習慣病に限っても、
歯が20本以上の27.730円に対し、
4本以下では約1.5倍の42.460円だった。
また自分の歯が抜けたあと、入れ歯など人工物で治療
を済ませている人 と 治療をしていない人では、
治療を済ませている人の医療費が少なかった。
調査結果について、分析を担当した北大病院歯科治療
センターの兼平孝講師は「これほどの差があるとは意外。
歯が多く残っていると食べることに意欲的になるだけ
でなく、食べ物をしっかりかみ唾液(だえき)とよく
混ぜ合わせることができる。
消化管で栄養が吸収されやすくなるので、全身の健康
状態がよくなるのではないか」とみている。
いろいろなことを調べている方がいるのですね。
参考になりました。
歯がないと健康は維持できないということですね。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医
国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 、 サイナスリフト、 審美インプラント等の難症例も行います。
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