最新鋭歯科用CT ( コーンビームCT )

2017年9月14日(木曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。
今日はインプラント症例ではなく、
最新鋭歯科用CT ( コーンビームCT ) の話になります。
近年 歯科医院でもCTを導入している歯科医院が増えてきました。
新規に開院される若い先生は、
始めからCTを導入されていることが非常に多くなっています。
この理由として、
インプラント治療 等では、CT撮影は欠かせない検査方法になってきていることがあります。
CTなしでは、インプラント治療はあり得ないというようになってきています。
また、急激にCTが普及した要因として、
CT撮影器の価格が大幅に下がったことがあります。
私が大学を卒業した20年以上前は、
CT撮影器を購入するのに
新築一軒家と同じくらいの価格でした。
とても通常の個人の歯科医院では、導入することは非常に難しいことでした。
しかし、ここ10年ほどで、CT撮影器の価格が急激に下がりました。
時々 当医院にもCTのチラシ広告がくるのですが、
ビックリの価格が書いてあります。
CTが歯科医院で使用された初期の頃と比較すると
1/5 です。
ビックリです。
始めの頃にCTを導入した先生は、
そうとう驚いていることでしょう!
これはあるメーカー(R社)が低価格CTを導入したことによって
歯科全体のCT価格が急激に下がってきたのです。
しかも我々歯科医師の想定をはるかに超えるような
急激な価格低下です。
当医院ではCTは、だいぶ前から導入しているのですが、
そのR社のCTがどのようなものが
気になったので、数年前に実際の器械を見に行ったことがありました。
安かろう 悪かろう
というイメージがあったからです。
しかし、実際のCTを撮影してみて
ビックリ
かなりの高精度です。
しかも価格は、高い時と比較すると
1/5ですから…
家一軒の価格が
高級車 1台の価格に
下がったという感じです。
CT撮影器がどこの歯科医院にも導入されれば、
さらに医療の質は向上するでしょう。
こうしたことはさほど遠い未来の話ではありません。
さて本日は、CT撮影器の話になります。
当医院で使用しているCT撮影器は、
(株)朝日レントゲン工業が開発した最新鋭のCT(コーンビームCT)
AUGE SOLO(オージェ ソロ)です。
先ほどの安いCTメーカーではないのですが…
ちょっと高めです。
p_augesolio-1
CTはどんなもの?
CTとは、Computed Tomographyの略です。
コンピュータによるデータ処理 と 画像の再構成で、断層写真を得ることができる装置です。
歯科用CTとは、近年開発された歯科に特化したCT装置で、
コーンビーム方式を用いているためコーンビームCTとも言われています。
現在インプラント治療にCT撮影をおこなうことは、世界的な常識となっています。
CT撮影から得られた情報から
顎骨の幅 や高さ 等の骨吸収の状態が分かるだけでなく
神経の走行、骨密度などさまざま状態も分かります。
また、3Dシュミレーションソフトを使用することにより
安全で確実なインプラント治療を行なうことができます。
p_augesolio-2
AUGE SOLO(オージェ ソロ)について
歯科用CTは高い精度で診断するための撮影装置ですが、放射線被曝量の問題があります。
AUGE SOLO(オージェ ソロ)CTの被曝量は医科用の10分の1とされています。
CT導入の際には、他のメーカーのCT撮影機器も選択しましたが、
撮影範囲の狭い機種や画質の悪い歯科CTなどでは、確実な撮影データを得られないこともあり、
再度撮影することもあるようです。
AUGE SOLO(オージェ ソロ)は予備撮影機能により撮影範囲を画像で確認することができ、
パソコン上で撮影範囲を修正することができます。
そのため、診断を行いたい部位を正確にとらえて撮影することが可能なのです。
医科用CTと歯科用CTは違うのか?
医科用CT と 歯科用CTは違います。
医科用CTはファンビームという方式です。
ファンというのは扇形という意味で、エックス線束が扇形に照射されます。
歯科用CTはコーンビームです。
コーンというのは円錐形という意味で、エックス線束が円錐形に照射されます。
ファンビームは基本1周の撮影で1枚の画像しか撮影できませんが、
コーンビームは1周の撮影で 数百枚の画像が撮影できます。
*ただし、近年では多列化が進み医科用CTもコーン状に照射しているので
コーンビームCTといえます。
医科用CTに比べて、
歯科用CTはさらに細かいミクロンレベルでの情報を必要とします。
コーンビームCTの開発により
今までの医科用CTでは得られなかった細かい部分の情報が得られ、
短時間のX線照射が可能となったのです。
医科用CT(MDCT) と比較した際の
歯科用コーンビームCTの特徴は、以下のようになります。
利点
1.解像度が高い(高画質)
2.被爆線量が少ない
3.装置がコンパクトで安価、維持費が安い
4.撮影時間が短い
5.金属によるアーチファクト(画像の乱れ)が少ない
欠点
1.撮影範囲が限定される(狭い)
2.軟組織の撮影には適していない
p_augesolio-5
本日は症例ではなく、
ちょっと違う話でした。
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治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。
インプラント   1本  160.000円(消費税別)
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。
インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細
インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。
治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。
当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。
インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。