インプラント手術報告

2017年10月 1日(日曜日)です。
いつも木曜日にアップしていますが、本日は日曜日アップです。
このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。
ここ最近行なったインプラント手術報告です。
術前(手術前) と 術後(手術直後)のレントゲンを見ましょう!
最初の症例です。
上顎右側奥歯を抜歯した後のインプラント治療です。

骨吸収が大きかったので結構大変な治療でした。
長いインプラントを埋入するため、人工骨を入れ、ソケットリフト法を併用しました。
また骨吸収が大きい部位についても人工骨を使用し、骨の増大治療であるGBR法を行い、
2本のストローマンインプラントを埋入しました。

次の症例も同様に上顎右側奥歯です。
このケースはかなり骨吸収が大きいです。
通常上顎の奥歯に長期的に安定するためのインプラントの長さは10ミリ以上です。
できれば12ミリの長さのインプラントを埋入したいとことです。
この症例は骨の高さが少ない部位では3ミリ以下です。
非常に難易度の高い症例と言えます。
以下が手術前です。

先ほどの症例と同じに
ソケットリフト法 と
GBR法を
併用してインプラントを埋入しました。
それでも十分な長さのインプラントとは言えません。

骨吸収が大きくなるとインプラント治療は難易度が高くなります。
難易度の高いインプラント手術は治療時間もかかり、治療後の腫れや痛みが起こる確率が高くなります。
また、短いインプラントの場合、将来的なリスクも高くなりますので、
どうしても治療を行なっても治らない場合には、骨吸収が起こる前に抜歯された方が良いでしょう。
次の症例は簡単なケースでした。

治療が簡単であると手術時間も非常に短いです。
麻酔時間を除けば5分程度で手術は完了です。

このような症例は腫れる確率は非常に低く、治療後の痛みも起こる可能性は低いです。
手術時間も短く患者様にとっても苦痛の少ない治療といえます。
次は下顎左側奥から3番目の歯です。

この歯は神経のない歯です。
神経のない歯は非常に脆く、
亀裂が入ったり、折れたりする確率が高いです。
今回も歯が折れてしまったことで抜歯となってしまいました。
今回のようなケースの場合、抜歯後にどのような治療を行うかということになります。
治療方法には3つあります。
1つは、義歯(入れ歯)です。
2つ目は、インプラント治療です。
3つ目は、ブリッジです。
義歯は取り外し式のため、ご使用を敬遠される方が多いです。
ブリッジは欠損部の両側の歯を削り3歯分のつながった被せ物を行う治療です。
そのため、歯を削ることが必要になります。
抜歯する歯の前後の歯は削られていない健康な歯ですので、
歯を削ることはけして良いことではありませんので
削らないで済むことができればその方がいいです。
それぞれの利点、欠点を患者様に説明させていただき、
患者様はインプラント治療を選択されました。
以下は手術直後です。

骨とインプラントがしっかりとくっつく(結合)するまで約2〜3ヶ月待ちます。
次の症例です。
この方は、重度の歯周病です。
歯周病が進行して保存が難しい歯は抜歯となりました。
抜歯後に欠損部にインプラント治療をご希望されたため、
先日インプラントの埋め込み手術を行いました。

歯周病患者様にインプラント治療を行うことは可能です。
しかし、重要なのは、インプラント治療前に歯周病を徹底して治すことです。
歯周病を治さないでインプラント治療を行うことはありえません。
インプラントは虫歯にはなりませんが、
歯周病のような状態になることはあります。
インプラントが歯周病細菌に感染する状態を
インプラント周囲炎と言います。
インプラント周囲炎は、インプラント治療後のトラブルで最も多い問題です。
インプラント治療前に歯周病をしっかりと治すこと
歯周病が再発しないように歯磨きが十分に行えること
治療後にメインテナンスに受診すること
が大切なことなのです。
以下のレントゲンは
下顎左側奥歯に1本のインプラントと
上顎右側奥歯に2本のインプラント手術を行なった後です。

特に難しかったのは
上顎右側のインプラント部です。
一番奥の部分では、非常に骨の高さが少なく、
治療には、ソケットリフト法やGBR法を併用してインプラントを埋入しました。
このように骨が吸収してしまい
インプラント治療が困難な状態なってしまった原因として
歯周病を放置したことです。
歯周病は歯周病細菌による感染症です。
感染が進行すると歯を支えている骨が吸収してしまいます。
そのうち歯はグラグラとしてきます。
歯がグラグラするということは骨が相当溶けているのです。
そのため、歯周病の場合には、早期に徹底して治療を行うことが必要です。
私自身歯周病の専門医ですので、
歯周病治療を最も得意としています。
しかし全ての歯周病を治せるわけでありません。
あまりにも進行した歯周病の場合には、治すことはできず、
抜歯となることもあります。
ここで問題なのは、
歯周病の治療をせず、
抜歯もしない場合です。
歯周病はどんどんと進行してしまいます。
結果的に骨はどんどんと吸収してしまいます。
早めの対応が重要なのです。
他にもインプラント手術は多くありましたが、
また報告します。
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治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。
インプラント   1本  160.000円(消費税別)
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。
インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細
インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。
治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。
当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。
インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
インプラントモニター制度(手術費用から20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。