インプラント症例

2017年10月19日(木曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。
本日もインプラント症例をみていきます。
早速始めます。
上顎の右側奥歯が欠損している患者さんです。

この方は多少の骨吸収はありますが、難しい症例ではありません。
以下がインプラント手術直後です。
骨増大治療(GBR法)を併用してインプラント埋入手術を行いました。

以下は治療後です。

次のケースをみてみましょう!
下顎左側奥歯が欠損しています。
2歯分です。

患者様は欠損部にインプラント治療をご希望されました。
ここで問題となったのが欠損部の奥の歯です。
欠損期間が長くなると様々な問題が起こることがあります。
その一つが奥歯が斜めに移動してくることです。


こうした場合、どうすれば良いのでしょうか?
理想的な治療方法としては、斜めになった奥歯を矯正治療により改善させてから
欠損部にインプラント治療を行うことです。



しかし、全ての患者様が矯正治療を希望されるかと言いますと
そうではありません。
矯正治療を行わないでインプラント治療となることもあります。

以下がインプラント手術直後です。

治療後です。

次の症例は、同じようなケースで矯正治療を行なった後にインプラント治療を行ないました。
初診時です。

上顎左側 と 下顎左側に虫歯が大きく抜歯が必要な状態の歯がありました。

抜歯後には患者様はインプラント治療をご希望されました。

また下顎右側奥歯の欠損部もインプラント治療をご希望されました。

ここで問題となるのが欠損部奥歯が斜めになってきており、
欠損部の隙間が少なくなってきていることです。

そこで患者様に矯正治療により欠損部の隙間をもう少しあけてからでないと
インプラント治療が難しいことを説明いたしました。
患者様は同意されたため、矯正治療を行うことになりました。

親知らずを抜歯後、部分矯正治療となりました。

以下は矯正治療中です。

以下は部分矯正治療が終了した状態です。

この後インプラント治療を行いました。
以下は現在の状態です。

さて次の症例です。
上顎右側の奥歯が欠損しています。

この方の場合、難しい点がありました。
骨吸収です。
インプラントは顎の骨の中にインプラントというネジを埋め込むわけですが、
その骨の状態がインプラント治療を大きく左右します。
骨の幅 や 高さが大きく関与するのです。
インプラントの一般的な幅(太さ)は、約4ミリです。
幅とはインプラントの直径のことです。
ネジの太さのことです。
約4ミリというのはだいたいです。
メーカーによっても多少違いますし、
骨の幅が十分存在する場合には、
もっと太いインプラントを使用することもあります。
十分な骨の幅とは、使用するインプラントより骨の幅が太いということです。
4ミリの幅(太さ)のインプラントを埋入するためには、
6ミリ程度の骨幅があると良いです。
例えば、骨幅が3ミリしかないとします。
この場合、太さ4ミリのインプラントを使用すると
骨幅が足りません。
この場合には、骨を増大する治療を行うことが必要になります。
この治療をGBR法と言います。
インプラント治療にとっては一般的な治療ではあります。
また骨の高さが少ないこともあります。
通常上顎の奥歯にインプラント治療を行う場合、
どの程度の長さのインプラントが必要かと言いますと
10ミリ以上の長さのインプラントです。
でも上顎の奥歯の場合、10ミリ以上の骨の高さがあることの方が少ないです。
そのため、様々な治療法を駆使して骨の高さを増大させることが必要になります。
以下の症例は上顎右側の奥歯が欠損しており、
インプラント治療をご希望されて来院された患者様です。
検査の結果、
骨の幅も少ないのですが、
骨の高さが非常に少ない状態でした。
以下が初診時のレントゲンです。

骨吸収の状態を分かりやすくするために
色のついた線で骨の状態を書いてみましょう!
以下の青線がもともとあった骨の位置です。

以下は現在の骨の位置です。
赤線です。
骨が吸収したのです。

次のレントゲンは、
上顎洞という線です。
上顎洞は空洞です。
人の頭の骨は全て詰まっているのではなく、
様々な空洞があります。
上顎洞もその一つです。
上顎洞の下の部分を
以下のレントゲンで書きます。
緑線上顎洞底です。

それでは先ほどの3つの線を重ねてみましょう。

青線が骨吸収が起こる前の元々の骨位置、
赤線骨吸収した現在の骨の位置
緑線上顎洞底です。
欠損している部分の中央部が骨の高さが少ないのが分かります。
前の部分には十分な高さの骨があります。

でも奥歯には骨の高さが少ないです。

今回の治療では4本のインプラントを埋め込むのですが、
一番前歯に近い部分には、十分な長さのインプラントが行えますが、
奥歯には骨の高さがほとんどないので、
ソケットリフト法と言われる骨の高さを増大させる治療法と
親知らずの部分には骨がある程度残っていたため、
この部分にインプラントを斜めに埋め込む方法を行いました。
以下が手術直後です。

骨の高さが少ない部分には、
ソケットリフト法を行いました。

奥の部分には、
インプラントを傾斜埋入しました。

以下が治療後です。

インプラント治療は簡単なケースもあれば
複雑なケースもあります。
そのため、様々な治療法を駆使して治療計画を立てることが必要になります。
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治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。
インプラント   1本  160.000円(消費税別)
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。
インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細
インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。
治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。
当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。
インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
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I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。