オールセラミックモニター募集
2015年 2月23日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、
『審美歯科 オールセラミック and ジルコニアセラミック モニター募集』
になります。
現在 審美歯科に関するサイトを作成中です。
そのサイトに掲載させていただく症例を募集しています。
後で詳細は記載しますが
モニターの方には、治療費の20%を差し引かせていただきます。
オールセラミック や ジルコニアオールセラミックは、非常に審美性の高い 治療です。
以下のような方に適しています。
1.歯の色を白くしたい方!
・オールセラミックの色は、見本の中から ご希望の色を選択していただけます
2.歯の形をきれいにしたい方!
・歯並びが悪いが矯正治療は行ないたくない
・歯が前に出ている
・歯と歯の間に隙間がある
*(多少の歯並びが悪い程度であればオールセラミックで審美的に改善可能)
3.現在被せ物を行なっているが、審美的に問題を感じている方!
・歯肉が退縮して被せ物と歯肉との境目が黒く見える
・以前被せ物を行なったが、変色した
・被せ物の色が悪い、白くしたい
・被せ物の形が悪い
・被せ物が前に出ている(出っ歯)
また、オールセラミック治療は、単に歯を削って被せ物をするだけではありません。
さまざまな対応でトータル的に審美性を改善させます。
例えば、
前歯に1歯のみ被せ物が行なってあるとします。
その被せ物の色が黄色く変色しており、審美的に満足できない場合、
「その被せ物を新しくしたいが、周囲の天然歯の色も一緒になんとかしたい」
という場合には、
まず、被せ物以外の歯(天然歯)の色の改善を行ないます。
具体的には、ホワイトニングを行い天然歯の色を白くさせます。
そして、白くなった天然歯の色と合わせて、
被せ物の色を決めます。(被せ物をオールセラミックに変える)
こうすることで、審美性を得ることができます。
ただし、この方法ですと少し問題が残ります。(少しですが…)
ホワイトニングは、歯の表面に薬を塗り漂白する治療法です。
確かにホワイトニングにより天然歯は白くなりますが、
ねらった色(希望する色)に漂白することはできません。
またホワイトニングの最大の欠点である
「後戻り」が必ずあります。
そのため、治療直後は、
ホワイトニングした天然歯 と セラミックの色 は調和していますが、
時間の経過とともにホワイトニングした天然歯の色は、元に戻っていきます。
どの程度で後戻りするのかには個人差がありますが、
ホワイトニングした状態がづっと維持される方はいません。
オールセラミックは変色はしません。
そのままの色を維持させることが可能です。
ホワイトニングした天然歯の色が後戻りすると
オールセラミック と 天然歯 に色の違いがでてしまいます。
もちろん そうした場合には、
再度天然歯のホワイトニングを行なうことで色調の改善は可能ですが、
長期的に維持するためには、定期的にホワイトニングを行なうことが必要になります。
このように天然歯 と 被せ物が混在している場合には、
審美性を獲得することが難しいことがあります。
もちろん 被せ物のみを再製して
周囲の天然歯と色を合わせてオールセラミック治療を行なうことで
天然歯の色がさほど変化しなければ、長期的に審美性を維持させることは可能です。
(もちろんこうした方もいらっしゃいます)
それでは、被せ物 と 天然歯が混在する場合には
どうしたら高い審美性を維持させることができるのでしょうか?
前歯を全体的に同じ色にして、
その状態を長期的に維持させたい場合には、
天然歯自体の治療を行なうことが必要です。
天然歯の色を長期的に維持させるためには、
天然歯自体もオールセラミックとすることが有効です。
しかし、天然歯を大きく削りオールセラミックを被せることに抵抗がある方には、
ラミネートベニアという治療法があります。
これは、歯の表面のみ若干削除し、
そこにオールセラミックを 貼付ける治療法です。
削除するのは、歯の表面のエナメル質の部分のみですので、
歯へのダメージは最小限です。
ラミネートベニアを例えて言えば、
「付け爪」のようなことです。
ただし、歯をまったく削除しないでラミネートベニアを行なうことは、
できませんので、ほんの少しですが、歯の表面の削除が必要になります。
ラミネートベニアは、非常に薄い素材ですが、
それでも0.1ミリの厚みで作製させることはできません。
しかし、歯の表面のみを若干削除するだけで
歯の色を変えることが可能であり、それが長期的に維持できるのです。
歯を全体的に削除する一般的なセラミック治療とは大きく違います。
もちろんラミネートベニアは、
見本色から選択していただくことが可能です。
歯科医師の間でも ラミネートベニア治療を大きく誤解している方が多いです。
ラミネートベニアは、歯の表面にくっついているだけなので
取れてしまうのではないのか?
という誤った考えです。
一般的なセラミック治療を行なう場合、
歯を全体的に削除して被せ物を装着します。
この場合、歯を約1.0〜1.5ミリ程度は削ることになります。
(素材によっては さらに削除が必要になります)
歯の表面は、「エナメル質」という組織がありますが、
セラミック治療を行なう場合に 歯を削除すると
この「エナメル質」は完全に削除することになります。
「エナメル質」が削除された歯の表面には
「象牙質」という組織が露出します。
歯を接着する場合、
「エナメル質」か
「象牙質」
が非常に大きく関係してきます。
現在、歯にオールセラミックを接着させる技術は、格段に向上しています。
この接着技術の向上が
オールセラミック治療の成功に大きく影響しているのです。
オールセラミック自体は、非常に脆いものであり、
歯に接着させていないオールセラミックを足で踏むと割れます。
しかし、歯にしっかりと接着させたオールセラミックは割れにくいです。
非常に強固に 歯とセラミックがくっついているからです。
話は戻りますが、
「エナメル質」か
「象牙質」
かが接着に大きく関係しているのです。
ちょっと難しい話になりますが、
「エナメル質」と
「象牙質」
の違いについて説明します。
「象牙質」の成分ですが、
無機質が 69%、
有機質が 18%、
水分が 13%
となっています。
この水分を含んだ有機質が接着をしにくくしているのです。
セラミックは、「無機質」という組織です。
無機質と有機質を多く含んだ物を接着させることは簡単ではないのです。
歯 以外のことで接着について説明すると分かりやすいと思います。
例えば、プラスチック同士を瞬間接着剤で着けた場合、
しっかりとくっつく感じがしますよね。
金属と金属、プラスチックと金属も
接着剤でくっつく感じがしますよね。
しかし、食べ物(例えば 肉 )と金属を接着剤でつけようとすると
しっかりとはくっつかない感じがすると思います。
肉は有機質で
金属は無機質だからです。
このように素材の違いによって
接着剤でくっつきやすい物もあれば、くっつきにくい物もあります。
エナメル質の成分は、
無機質が96%、
有機質が2%、
水分が2%
で象牙質と比較するとカラカラに乾いており、接着しやすい状態です。
(歯の組成以外にも接着させるためにはさまざまな要因があります)
歯を削った表面(象牙質)は、
水分を含んだ有機質ですので、
非常に接着剤がくっつきにくい状態です。
ちょっと話がズレてしまいましたので、
「ラミネートベニア」がなぜ取れないのか?
という話に戻りますが、
ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削るだけで、
エナメル質に接着剤で付けることができますので、
非常に強固にくっつくのです。
それに対して、
歯を全体的に削った場合、
象牙質にオールセラミックをくっつけることの方が難しいのです。
ここまでだいぶ話は長くなってしまいましたので
この話の続きはまたしたいと思います。
最後にオールセラミックモニターの詳細です。
オールセラミックのサイトを作製するにあたり、
症例を掲載したいと考えています。
この症例にご協力いただける方を募集しています。
オールセラミックモニター治療費
オールセラミック 1歯 43.200円(消費税込)、
ジルコニアオールセラミック 1歯 86.400円(消費税込)
となります。
まずこの治療費で行なえる歯科医院はないと思いますので、
ご希望の方は、この募集中の機会に是非ご利用下さい。
症例が集まり次第オールセラミックモニターは終了します。
ご希望の方は、
電話(045-891-3334)
もしくは、インターネットオンライン予約(ネットでは担当医の指定はできません)
をご利用下さい。
初診時は、口腔内診査と今後の治療についての説明となります。
2回目には、治療計画書をお渡しし、治療方法、治療期間、治療費 棟をご説明致します。
その後、ご希望により治療開始となります。
このブログが始まって以来 毎週月曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週月曜日にアップしたいと考えております。
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