『最近 重度歯周病の方の来院が多い!:その2
2017年9月14日(木曜日)です。
いつもは月曜日にアップしていますが、本日はちょっと変更です。
このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、『『最近 重度歯周病の方の来院が多い!:その2』になります。
今日は前回の続きです。
最近 重度歯周病の方が増えている!
という話です。
始めて このブログ や 当医院のホームページ をご覧になる方もいらっしゃるかと思いますので、前回と同様に
歯周病について簡単に解説するところから始めます。
できれば前回のブログを先にご覧になっていただいた方がより分かりやすいです。
歯周病は感染症 です。
そして、歯周病になると歯を支えている骨が吸収してきます。
以下は、このブログで よく解説するために紹介している図です。
同様に 以下も骨吸収を表すために紹介しているレントゲン写真です。
青線は、骨吸収 前の本来の骨の位置です。
赤線は、骨吸収した状態です。
さらに骨吸収した状態を状態を分かりやすくするために
赤色の領域で表します。
赤色領域は、骨吸収した部位ですから
ほとんどの歯がすでにグラグラです。
それでは、なぜこのようになったのでしょうか?
大きく分けて2つのパターンがあると考えられます。
1つは、悪い状態だったにも関わらず 歯科医院をまったく受診しなかった方です。
2つ目は、歯科医院に通院していたにも関わらず歯周病が悪化した方です。
次回のブログでも解説しますが、この『歯科医院に通院していたにも関わらず 歯周病で歯を失ってしまった!』
という点について解説したいと思います。
当医院には、重度の歯周病の方が多くいらっしゃます。
全ての方を治せるわけではありません。
あまりにも進行したしてしまった場合には、抜歯しかないケースも存在します。
また、骨吸収が進行した歯周病の場合、例え 歯周病治療を行ったとしても
将来性は低く、延命はできたとしても将来的にはダメ(抜歯)になってしまうこともあります。
早い段階で歯周病を発見し、治療を行うことが重要なのです。
どのような病気もそうですが、
早期発見、早期治療が重要なのです。
あまりにも骨吸収が進行してしまった場合には、私のような歯周病専門医 であっても治すことは不可能です。
抜歯になることもあります。
全ての歯周病を治すこはできないのです。
患者様にとって抜歯は可能なかぎり避けたいものです。
そのため、完全に抜歯しか方法がない状態でも 抜歯をご希望されない方は、多くいらっしゃいます。
これが、大きな問題なのです。
こうしたことを患者様に 他の例でご説明することがあります。
お腹が痛くて内科を受診したとします。
診査の結果、病名が ガン(癌)と診断されたとします。
しかも、ガンは、かなり進行していたのです。
もっと早い段階でガンが発見されていれば、
抗ガン剤 や 放射線治療で治ることが可能だったのですが、
ガンが進行してしまっている現状では、
ガンの部分を切除するしか治療方法はなかったとします。
もし、切除しないと ガンは、他の臓器にも転移してしまうからです。
ガンが転移した結果、生死にも関わってくるのです。
そのため、外科処置によってガンを切除する方法を選択するのです。
(これは例えの話であり、歯周病とガンは全く違う病気です)
歯周病は感染症 ですので、
治療を行っても治らない歯を放置すると
必ず 他の歯に感染してしまいます。
つまり、さらに多くの歯を失ってしまうのです。
次回のブログも本日の続きです。
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