歯周病の治療前後

2018年 4月23日(月曜日)です。
本日は歯周病の患者さんの治療前後をみていただきましょう。
以下は初診時です。
歯肉の腫れや
上顎前歯部では、被せ物の間に隙間が目立ってきています。
これは歯肉が退縮することで起こったことです。

歯周病になると初期症状としては、
歯肉の腫れ、
歯肉の出血が起こります。
さらに進行すると
歯を支えている骨が吸収してきます。
骨が吸収すると歯肉も退縮することがあり、
写真のようになることがあります。
骨吸収が進行すると
歯がグラグラとしてきます。
以下は左右側方面です。

以下は上下顎の噛む面です。
あまり見ることがない写真ですが、
上顎前歯部の前歯の歯肉の内側などは腫れが認められます。

歯周病治療はなかなか治療内容を適切にご理解していただくことが難しいのですが、
治療前と後では
腫れが改善することだわかるだけでなく、
審美性の改善も分かります。
以下は治療後です。


歯周病は全ての起こるわけではなく、
歯磨きを全くしなくても
10%程度の方は歯周病がほとんど発症しないと言われています。
それに対して
10%程度の方はどんなに頑張って磨いていても歯周病が進行しやすいと言われています。
侵襲性歯周炎 や 難治性歯周炎 と言われるタイプです。
残りの80%の方は
きちんと毎日の歯磨きができていて、
適切な生活習慣が実際されてば歯周病を抑えることができますが、
口腔清掃が悪かったりすると
歯周病が発症していきます。
慢性歯周炎と言われます。
本日ご紹介した患者様は
20歳代から歯肉の腫れを繰り返し、
30代になると抜歯する歯が出てきて、
グラグラするようになってきたとのことです。
当医院を受診したのが40歳で、
その時には歯周病が非常に進行していました。
歯周病は早期発見、早期治療が基本中の基本です。
少しでも問題を感じられたら
歯周病の検査を行うことをお勧めします。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、『』になります。

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