歯周病症例報告:どれくらい骨が吸収すると抜歯となるのか?:その2

2021年 9月20日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
本日も歯周病の症例を具体的に見て見ましょう!
以下は前回もアップした初診時の口腔内写真です。

以下も前回アップした初診時のレントゲンです。

前回は上顎の奥歯のレントゲンを解説しました。
今回の解説ポイントは、
歯周病が進行した場合、
歯を支えている骨が吸収(溶けていく)していきます。
結果的に
歯がグラグラしてきます。
以下のようにです。




それでは、
どれくらいの骨が吸収した場合、
抜歯が必要になるのでしょうか?
今回のブログでは、
そうした具体的なことを症例をとおして、
解説していくことがテーマとなっています。
それでは
本日は前回の続きから見ていきましょう!
上顎右側の赤で囲った部分 です。

この部分を拡大したのが以下です。

前回と同様に
このレントゲンに線を書いてみます。
青線 は、
本来の骨の位置です。
ここまで骨はあったのです。

次の赤線 は、
現在の骨の位置です。
赤線 まで骨が
溶けてしまったのです。

青線 から
赤線 まで
骨が吸収したのです。

歯周病は、
歯周病細菌による感染症です。
感染が進むと骨が溶けていくのです。
ここで根の形をみていきます。
以下の緑線
根の形態です。

症例によっては違いますが、
根の長さの半分程度が吸収すると
治療するのが難しくなります。
以下の黄色線が半分の位置と言えます。

以下の青丸印 は、
まだ根の半分以上骨は残っていますので、
治療は可能な状態です。

以下の黄色丸印の歯は、
かなり骨吸収が進行しているのがわかります。
ただし、
骨の吸収はかなりありますが、
適切な治療を行うことで歯を残すことが可能な状態と判断しました。

歯周病の診断には、
こうしたレントゲン写真が必須となります。
来週もこの症例の詳細を見ていきます。
当医院を受診されている患者様 や
ブログを見られた方のクチコミを募集 しています。
励みになりますので
ブログのコメントもよろしくお願い致します。
以下をクリックして下さい。
Googleでクチコミ募集中  


クリックでの応援よろしくお願い致します
メール無料相談は こちらをクリック                          歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下さい。基本的に、当日に回答させていただきます。
インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。
24時間インターネットオンライン予約  
大船駅北口歯科サイトは、以下をクリック              
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科