2、上顎臼歯部に骨の高さがまったくない場合(サイナスリフトを使用した治療法)

2、サイナスリフト使用例

治療前

治療前

上顎左側の臼歯部にインプラントを希望されましたが、抜歯をすると同部にはインプラントを埋入するための骨の高さが3mm以下と非常に少ないため、サイナスリフト法を行うことにしました。黄色線が上顎洞の位置です。

サイナスリフト後

サイナスリフト後

下顎から採取した骨を上顎洞に移植をした状態です(これがサイナスリフト法です) 白く粒状に見えるのは移植した骨(←)です。サイナスリフト法は骨の高さがない場合には確実で有効な方法ではありますが、治療期間が長くなることと、外科的な移植手術が必用なことが欠点です。

治療後

治療後

10mmと12mmの長いインプラントが埋入できました。右上臼歯部も今後検討中です。