口臭外来
現在、口臭外来は休診中です。
Pro Fresh CL
口臭を無臭にする!無臭化製品
口臭について悩まれている方は非常に多くいらっしゃいます。
しかし、口臭を専門としている施設は非常に少ないのが現状です。
口臭は、一般歯科の知識だけではまったく診断ができない専門的な知識が必要であり、大学でもまったく講義が行なわれていない分野です。
日本口臭学会も最近できた新しい学会であり、まだまだ多くの歯科医師も理解されていない分野なのです。
そのため、当医院では2012年から口臭の世界的権威である大阪のほんだ先生の指導を受け、口臭の基礎から臨床まで学んできました。
Pro Fresh CLは、科学的根拠の高い世界的基準の無臭化製品です。
製品特徴
無臭化製剤Pro Fresh CLは、アメリカの口臭専門医リフター先生が開発したものです。
無臭化製剤Pro Fresh CLは、殺菌剤や合成界面活性剤(歯磨き剤で泡立つ材料)などの粘膜に有害な化学物質はまったく使用されていない口腔内化粧品です。
Pro Fresh CL 使用方法
クエン酸(A液)と次亜塩素酸ナトリウム溶液(B液)に分かれています。
ステップ1
A液とB液を混ぜて、撹拌し30分以上静置した後に使用します。
ステップ2
朝食後と就寝後に歯磨きを行なった後にキャップ1杯のリンスで1分間ブクブクとうがいを行ないます。
ステップ3
うがい後にリンスは吐き出さずに 液体を口腔内に入れたまま歯磨きと粘膜を磨きます。
食後の食べかすは、歯の隙間に約10%、舌の上や頬等の粘膜に約90%残っています。
食べかすの多くは、舌の上や頬等の粘膜に残っているのですからその汚れを取ることが有効です。
歯だけを磨いても 口腔内に残った食べかすを的確に取り除くことはできないのです。
ステップ4
リンスを吐き出し、タングスクレーパーを水に濡らし、リンスが舌表面に十分に行き渡るように優しくなぞります。
この時に注意することは、舌専用のタングスクレーパーを使用することです。
ブラシ等で舌を擦ってはいけません。
舌ブラシは禁忌です。
舌ブラシで擦ると舌表面が傷つき、口臭はさらに悪化します。
舌は絶対に磨いてはいけません。
ステップ5
再度リンスをキャップ1杯取り、30秒間ブクブクとうがいを行ないます。
これで終了です。
20~30分間飲食は禁止です。
A液とB液を混ぜた後は、直射日光が当たらない涼しい場所に保管して下さい。
使用期限は約1~2ヶ月です。
Pro Fresh CL 無臭化機序
ボトルの溶液は緩衝溶液で、口腔内が酸性にならないようになっています。
口腔内が酸性になれば細菌は活動状態になってしまうからです。
誤って飲んでも胃の中で分解されて水となりますので心配いりません。
A液とB液を混合すると 次亜塩素酸は消滅して、非常に不安定な亜塩素酸が生成されます。
亜塩素酸は、口腔内ですぐに分解されて、唾液中に新鮮な酸素を供給します。
歯周病細菌の中で問題となる細菌は、嫌気性細菌です。
嫌気性細菌は、酸素が届かない部位で生息することが可能な細菌です。
無臭化製剤Pro Fresh CLを使用することにより、口腔内には酸素が行き届き、酸素が嫌いな細菌は活動できなくなります。
デンタルリンス等で使用される殺菌剤は、全ての口腔内細菌を殺菌するので、菌交代現象やアレルギーが起こる可能性がありますが、無臭化製剤Pro Fresh CLには そうしたことはありません。
無臭化製剤Pro Fresh CLは、酸素を供給すると同時に遊離した塩素イオンが口腔内に浮遊し、待機します。
この時に人によっては、塩素臭を感じるかもしれませんが、塩素系消毒薬ではありませんのでご心配いりません。
WHO、FDA等が安全性を認めた口腔内酸化剤です。
この遊離した塩素イオンは、口腔内で発生した揮発性硫黄化合物や揮発性窒素化合物などの臭気ガスと結合して塩化化合物を作ります。
口腔内に新鮮な酸素を供給することで口臭が起きにくい環境を作るとともに口臭ガスが発生しても待機する塩素イオンによって無臭化が行なわれるという作用機序です。
作用時間は、12時間です。
そのため、24時間無臭にするためには、朝(朝食後)と夜(就寝前)に行なうのです。
費用
リンス(本品) : 2,700円(消費税抜価格)
タングスクレーパー : 400円(消費税抜価格)(初回のみ購入必要)
ご希望の方は、受付 や スタッフ、担当医にお知らせ下さい。
※Pro Fresh CLのCLはクリニック専用という意味です。
※Pro Fresh CLは、認定を受けた専門施設のみでの販売となります。
【重要】
口臭の原因は、口腔内の問題だけではありません。
生活習慣や、自律神経失調、過去の経験 等 さまざまな要因があります。
口臭検査を行わない方でPro Fresh CLをご使用後、口臭の改善がない場合には、口臭の原因を調べるために適切な口臭検査を行う必要性があります。